パラリンピックが先日閉幕しましたね。
私もいくつかの種目をテレビで観戦することができました。
たくさん感動もしましたし、色々と思うところもありました。
障がいでクリアできないところはサポートの方とだったり
車椅子や義手義足などメカの力を使い
それぞれがそれぞれの力で戦い
水泳は本当に平泳ぎ背泳ぎといっても同じ泳ぎ方ではなく、その方の泳ぎ方で戦う姿にすごく感動しました。
それぞれの障がいがまさに「個性」として尊重されているような感じがしたんですよね。
それだけではなく
今私たちが支援させてもらっている重度の知的障害を伴うような
パラリンピックではなかなか活躍できない障がいがあり
パラリンピックだけをみて、障がいの理解や相互理解、共存という大きな問題を語られてしまうことには
違和感も感じてしまうのも事実です。
けれど閉会式を見ていて
どんな人でもどんなことでも自分を表現することを諦めなくていいと思えたし
それを障がいだから、障がいがないからという物差しではなく
楽しいか、嬉しいか、気持ちがあるかないか
それがやっぱり一番大事だなと痛感しました。
たまたまその人が輝けるものが
ボッチャだった
車イスバスケだった
ダンスだった
歌だった
絵だった
それがみんな見つかるといいなと思います。
でも、絶対見つかるとは限らないですよね
私だってそうです。
これと言って何かすごい輝ける力を持っているわけではありません。
これから先に何か見つかるかもしれないし見つからないかもしれない
でも誰かの何かの輝けるものを応援することはできると思うし
どんなことも諦めたくはないなと思います。
パラリンピックで初めて知ったのですが
世界の人口の15%の人がなんらかの障がいをもっていると言われているそうです。
障がいが特別ではなくなる世の中が理想だとは思っていませんが
障がいがあってもなくても
できないこともできることも認めあえる世の中になるといいなと思います。
森川